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  • 2021.08.25

    チャーリー・ワッツが...

    僕が初めてローリングストーンズを聞いたのはNHKでやっていたエド・サリバン・ショー。『Paint it Black』を聞いた瞬間に虜になった。

    今とは違いお金も無い、ネットも無い中で、中学生の僕ができることはジャケ買いである。お気に入りのバンドの中からかっこいいと思われるジャケットを選び抜いて買い、帰ってドキドキしながらCDコンポを鳴らす。

    買ってがっかりすることも沢山あったけれど、良い曲に出会えた時の気持ちは本当に嬉しかった。俺って凄くない?やっぱりこういうジャケットが良い曲が収録されているのだな?とか勝手に音楽評論家にでもなったような気分になったりして(笑)。音楽雑誌も沢山読んだが、音楽は個人の趣味が大きく影響するので、人の批評を信じて買うよりはジャケ買いの手法を好んで使っていた。

    ローリンストーンズはビッグバンドでもあるし、数多くの名曲があるのでジャケ買いで失敗した記憶はないのだが、僕にも好き嫌いがあって大学生の頃までは聴いていても飛ばしたりする曲もあった。その代表曲が『Bitch』!何となく聴かないし良いとも思っていなかったのだが、生活の中で流しっぱなしにして聞くようになるといつの間にかこの曲でフンフンリズムにのって鼻歌を歌うようになって、いつの間にかハマり込んでいった。

    僕が音楽語るのも恐縮だが、『Bitch』はチャーリーにしか出せないようなグルーヴというか雰囲気の曲だと思っている。他にも聴けば聴くほどチャーリーが影の主役みたいな曲が沢山収録されていた事に気づいてまた聴きまくるという繰り返し。ストーンズの歴史を読んでみて、なるほどなるほどと勝手に豆知識を得て行くうちにチャーリー・ワッツが大好きになっていた。なんか上品に見えてお洒落だし、ジャズが好きでロックは仕事だし(笑)

    何よりもミックの後ろで姿勢よくドラム叩く姿はハンサムすぎた😍

    福岡ドームで生のストーンズを見て26年。アリーナ席でみたあの感動は今でも鮮明に覚えているな―。帰りの九州号で選曲について高校生の分際でドラム下手かもなんてうんちく語っていた。本当にごめんなさい🙏

    話はそれましたが今朝起きた瞬間に飛び込んできた本当に悲しいニュースです。

    唯一無二のドラマーだと思います。もう一度見たかった。

    本当に僕の青春をありがとう。

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